読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2002年2月発行 広報よみたん / 2頁

平成14年4月1日から 読谷・嘉手納・北谷の消防本部が一つに!

平成十四年四月一日から
読谷・嘉手納・北谷の消防本部が一つに!

 去る十二月に行われた読谷村定例議会において、消防に関する事務を比謝川行政事務組合の中に移し、読谷村、嘉手納町、北谷町で共同処理することが全会一致で可決されました。
 本村においては消防サービスの向上を図るため、議会をはじめ、多くの村民の意見を伺いながら平成十年より協議を進めてまいりました。
 近年の人口増加とともに、複雑多様化する事故や災害に対処するには、小規模の単独消防では限界があり、組織・施設・装備等を充実強化し、住民に対するサービスを強固なものにするためにも、消防の広域化を図る必要性が確認され、平成十一年七月に嘉手納町との協議がスタートしました。
 こうして、できるだけ早い時期に組合を組織していく予定でいましたが、平成十二年五月、北谷町から協議参加の要請があり、同年八月から三町村の消防一部事務組合準備委員会による協議が再スタートし、平成十三年七月「嘉手納町・読谷村・北谷町消防一部事務組合設立の基本計画(案)」が報告されました。
 また、嘉手納町消防本部二階に組合準備室が設置され準備作業が本格化し、八月には議会、自治会、商工会、婦人会の代表らに県有識者を加えた諮問委員会が設けられ、三回の審議を経て基本計画がまとめられ、それが三町村に報告され、十二月定例議会で可決されました。
 組合設立により、本部は嘉手納町に置かれ、現在の消防本部は読谷消防署としての位置付けになります。これまで読谷村消防本部で行われていた建築同意事務等は嘉手納町の本部で行い、火災・救急等や災害については直近の消防署からの出動となり、救急事案の重複や大災害時には嘉手納消防署や北谷消防署からの同時出動で対応がなされます。
(読谷村消防本部 大城薫)

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