第十七回読谷村駅伝大会
中学生区間の新設で盛り上がる
瀬名波体協が奇跡の逆転優勝
第十七回読谷村駅伝大会(主催・読谷村体育協会与那覇清徳会長)が十二月十六日に、従来のコース(七区間・三七㎞)を変更し、更に中学生区間を新設して、役場庁舎構内をスタート・ゴールに八区間四十㎞で行われ、瀬名波体協が二時間三八分二九秒で三年振り二度日の優勝を果たしました。
今年から新設した中学生区間では、これからの本村のスポーツ界を担うにふさわしい力強い走りを見せ、大会を盛り上げました。
レースは、十時の時報と共に与那覇会長のピストルの合図で一斉にスタート。各区間でトップが入れ替わるという激しいデッドヒートを展開しました。
瀬名波体協は、序盤で大きく出遅れ(首位と八分十二秒差)、苦しいレースを強いられました。しかし、九位でたすきを受けた五区(五キロ)平良進選手が瀬名波区民の大応援団の後押しを受けた力走で、区間トップの走りで、首位との差を四分三五秒差にまで縮め、その後、六区(六キロ)で村陸上競技大会五千m、千五百mの覇者、福地健太郎選手が飛ばし、区間トップの走りで二位に浮上。七区(四㎞)では、順位こそ五位に後退したが、首位との差を九秒締める走りで、アンカーにつなきました。
一分四八秒差の五位でたすきを受けた八区(八㎞)具志堅守選手は、区間トップの力走で、首位を走る波平体協を一気に抜き去り、三年振り二度日の優勝を果たしました。
(生涯学習課 玉城国二)