読谷村社会福祉大会を挙行
誰もが安心して暮らすことができる福祉のある村づくり
二月二十日、読谷村文化センター鳳ホールにおいて第六回読谷村社会福祉大会(主催、読谷村・読谷村社会福祉協議会)が「誰もが安心して暮らすことができる福祉のある村づくり」の実現に邁進することを目的に開催され、会場いっぱいに福祉関係者が集まり盛大に開催されました。
大会長式辞で安田村長は、「これまで各種の福祉プランを策定し、総合的な保健福祉行政に邁進してまいりました。特に各字公民館を拠点とした『ゆいまーる共生事業』は地域社会の特性を生かしたボランティアと当事者の自主的な相互扶助による地域福祉活動は大きな成果をあげています。これまで本村の社会福祉振興に多大な貢献をされた方々に感謝を申し上げ、一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。」と感謝と激励の言葉を述べました。
大会では、福祉事業功労者の表彰があり、特別功労(奉仕活動)で二十九人、永年勤続功労(民生委員児童委員)十七人、社会福祉事業特別永年勤続功労十三人、模範自立更生者三人が受賞し、優良団体として読谷村赤十字奉仕団に贈られました。
被表彰者を代表して比嘉恒健氏は、「被表彰者の中には長年福祉事業に務めた方や自己の障害を乗り越えた高貴な方がいらっしゃる中で、自己の趣味として少しばかり時間を提供したまでのことです。」と感謝と楚辺区でのゆいまーる活動を紹介しました。
大会後、記念講演があり、講師にいしなぐ福祉会理事長の比嘉太英氏が登壇し、福祉小話「チャンプルーの心でみんな元気」と題して豊富な人生経験から多くの事例を揚げ、ユニークな語り口に終始笑いがあるなか、福祉の原点に触れる機会となりました。