非農用地地区工事安全祈願祭を挙行
四月二十二日、事業現場となる高志保地内で読谷西部土地改良区集落道路改良舗装工事(一工区・二工区)の安全祈願祭が関係者多数が出席する中で開催されました。
平成十一年一月から始まった「読谷西部地区担い手育成畑地帯総合整備事業」は、総面積が四三㌶でその約七割の二八㌶が県の事業でほ場とかんがい排水事業が実施されており、それと並行して、今回は残りの約三割の土地に農業担い手の宅地整備が実施されます。
大規模な非農用地に対する道排水路網整備への補助事業導入は全国的にもまれで、農地と住宅地整備が一体となったモデル事業となっています。
安田村長は、「関係者の努力で今日の安全祈願祭を迎えることができ感謝いたします。農用地の整備をする中で三割の宅地を生み出す事業は県内でも数例ということであります。この事業が立派に完成することは、今後の村内における軍用地の返還に伴う跡地利用の方向付けをする好例となります。」と感謝と期待を寄せました。
読谷村西部土地改良区の比嘉榮輝理事長は、「この事業は平成七年から推進し、地権者が十か字にまたがり各々推進員の皆さんが頑張ってまいりました。時間を要しましたが、平成十年に県に認可申請をし、今日を迎えております。」と事業経過を述べました。