読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2002年6月発行 広報よみたん / 4頁

新たな福祉の拠点 読谷福祉作業所が完成

新たな福祉の拠点
読谷福祉作業所が完成

 この度、残波かりゆし学園の北側に「読谷福祉作業所」が完成し、四月二十四日にその落成祝賀会が開催されました。
 これまで、読谷村福祉センター内にあったよみたん福祉作業所(身体障害者通所授産施設)と生き活きセンター内にあったSFDなごみの会作業所(精神療養者共同作業所)は間借りをして狭い中での作業を余儀なくされ、新築が久しく望まれていました。今回その二施設を統合し、新たな施設として障害者のサービスの拠点、利用者の社会参加と自立支援、健常者との交流の場を目的にした複合的な施設として運営されるようになりました。
 島袋里子施設長は、「夢が実現したのは村民のご理解とご協力の賜です。この場が施設利用者の社会参加、交流の場となるよう心も新たに一層努力してまいります。」と落成の喜びを述べました。
 安田村長は、「一日も早くいい方向付けができないかと考えてきましたが、こうして完成し、利用者はもとより家族の皆さんに喜んでもらえて胸がいっぱいです。利用者の皆さんが一日一日をベターな環境で過ごしていけたらと思います。島袋施設長を中心にすばらしい運営ができることを願います。」と述べました。
余興では施設利用者のなごみの会、よみたん福祉作業所職員がパーランクーを手にアシビナーなどを披露し落成式を盛り上げました。

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