宜野湾初v
世代越え
心(たすき)つなぐ生涯スポーツ
第十六回沖縄マスターズ・第九回沖縄ランナーズ残波岬駅伝競走大会
第三回読谷村少年駅伝競争大会
「ドラマが走る・感動が踊る」のスローガンのもとに、生涯スポーツの祭典、第十六回沖縄マスターズ・第九回沖縄県ランナーズクラブ対抗残波岬駅伝大会(主催‥読谷村・沖縄マスターズ陸上競技連盟)。「さわやかな汗・ふかまる友情」のスローガンのもとに、第三回読谷村少年駅伝大会(主催‥読谷村教育委員会)がさわやかな潮風が吹き抜ける風光明媚な景勝の地、残波岬公園で、四月二十八日に行われました。
マスターズの部では、前回大会で前人未踏の六連覇を達成し、その連覇記録の更新(七連覇)を目指した中頭は最終区で宜野湾に逆転され、三位に終わり、宜野湾マスターズが初優勝を果たしました。
ランナーズの部では西原ランナーズAが二年連続三回目の優勝を果たしました。
また、併せて行われた少年駅伝大会(一㎞×五人)は、村内各小学校からバスケットボール、ソフトボール、バレーボール、サッカー、少年野球チーム等で編成した、過去最多の三五チームが参加。ミニジョガーらは次代のスポーツ界を担うにふさわしい力強い走りを見せ、大会を盛り上げました。
大会は、残波岬公園の遊歩道を中心に設定されたコースを周回する形で、マスターズ九区間、三九・二㎞。ランナーズ十区間三六・二㎞で行われ、今大会にはマスターズに八チーム、ランナーズに三十チームが出場し、日ごろ鍛えた健脚を競いました。
各ランナーは「チームの勝利」「自己記録への挑戦」「走るのが好き」とそれぞれの思いを胸に残波岬公園遊歩道を家族や仲間の声援を背にひた走りました。
世代を超えてタスキをつないだ「生涯スポーツの祭典」は今年も多くの出会いと感動を生みました。
地元勢は、中頭マスターズ(島袋辰彦監督)に本村出身が九人中四人。ランナーズには、大北走好会(玉城清春監督)、楚辺走ろう会(我謝孟正監督)、読谷陸上愛好会(東江久雄監督)、ユンタンザ・ヨンナーズ(玉城義雄監督)と過去最多の四チームが参加し大会を盛り上げました。
競技は安田村長のピストルの合図で両部門のランナーが一斉にスタート。
マスターズの部は、一区三・二㎞)は八重山が首位に立ち宮古、宜野湾、中頭(饒平名俊江選手)の順。
首位に五一秒差の四位でタスキを受け取った二区(三㎞)の波平栄市選手(長浜)が全日本マスターズ駅伝の県代表としての意地を見せ区間一位の走りで首位を奪回し、六区(六㎞)では宇良宗光選手(波平)、が区間一位。七区(三㎞)饒平名知典選手(親志)、が安定した走りで、八区までトップを維持しました。七区、八区で、二位の宜野湾に追い上げられ、最終九区(六㎞)で天久久志選手(宜野湾)に区間一位の走りで、一分四三秒差を逆転され、中頭マスターズは七連覇を阻まれました。
ランナーズの部は、過去、優勝五回、準優勝二回の実績を持ち、四年ぶり六回目の優勝を狙う浦添ピンキリランナーズAと二年連続三回目の優勝を目指す西原ランナーズAの実力チーム同志の手に汗握るレースが繰り広げられました。
レースは、浦添ピンキリランナーズAが、六区(一区~四区の区間賞も独占)まで首位を守り、西原ランナーズAを追いかける展開となりました。
西原ランナーズAは、残り六区間のうち五区間の区間一位を獲得する猛追で、七区(三㎞)で首位を奪回、そのまま逃げ切り、二年連続三回目の優勝を果たしました。
第三回読谷村少年駅伝大会では、男子の部Aクラスは古堅南クラブA。Bクラスは読谷シャークスB(共に少年野球チーム)。女子の部は、古堅南小ミニバスケBが日ごろの練習の成果を遺憾なく発揮し、優勝を飾りました。
なお、少年駅伝大会の運営は、体育指導委員、読高ラグビーフットボール部の皆さんが担当しました。おかげさまで事故もなく、無事終了することができました。
ありがとうございました。
(文・生涯学習課 玉城国二)