村立美術館で三人展を開催
読谷村立美術館において、六月八日から三十日までの日程で企画展「時代の転生を求めて 新垣安雄 宮城明 仲里安広 三人展」が開催されました。
六月七日、「オープニングセレモニー」に引き続き高良勉氏をコーディネーターに「ギャラリートーキング」が行われました。
展示フロアには、参観者にインパクトを与える三人の作品三十一点が展示されました。
新垣さんの作品は、シルバーメタリックの「島シリーズ」で、戦後そして復帰を経て新世紀に向けて沖縄をアピール。
宮城さんの作品はジーンズを素材にした一九八七年から二〇〇一年までの作品を展示。
若い仲里さんは、フェンスや鏡を素材に沖縄の戦後史と現在を通した「沖縄戦後の軌跡」を表現しました。
あいさつで比嘉教育長は、「三人の作品で質の高い展示会が開催されました。参観者をはじめ児童にも色々な影響を与えるものと期待します。」と述べました。
オープニングに引き続き開催された「ギャラリートーキング」では高良勉氏をコーディネーターにして三人の作品を紹介し、各氏に展示会に寄せる思いや各々の素材による表現・展示方法についてトーキングがなされ、参加した皆さんが熱心に聞き入っていました。