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2002年8月発行 広報よみたん / 6頁

平成十四年度高齢者学級(比謝川大学・大北大学)始まる

平成十四年度高齢者学級(比謝川大学・大北大学)始まる

 七月五日、読谷村文化センターふれあい交流館中ホールにおいて、受講生一二六人及び関係者が参加のもとに、平成十四年度高齢者学級の開講式が行われました。
 今回は、八月十二日までの日程で全七回のプログラムが用意され「心豊かで、明るい文化教育むらづくりに向けて、健康講話、趣味教養、視察研修、レクリエーション等を取り入れ高齢者が自ら学び潤いある生活と生きがいづくりをしながら積極的な社会参加をめざす」ことを目的に開催されました。
 開講式において、比嘉隆教育長から「完全学校週五日制について考える」と題して講話があり、「子供たちが、ゆとりの中でさまざまな学習や豊かな体験活動などを行うことにより『生きる力』『質の高い学力』を学校、家庭、地域社会で協力しあって育てることである」と話され、参加者の皆さんは真剣に耳を傾けていました。
 また、喜劇「丘の一本松」で良助役を演じた八木政男氏(沖縄俳優協会々長)による講演「歌ばなしウチナーグチ畳語」があり、最近使われなくなった方言のことやブラジル公演でのエピソードを話され、芝居者らしく、おもしろおかしく、お腹が痛くなるほど会場いっぱい笑いの渦が沸いていました。参加者からは「戦前の学校のことや戦後の劇団の果たした役割のことが聞けて大変よかった」との感想が寄せられました。
(文・文化センター課
       与那覇徳雄)

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