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2002年9月発行 広報よみたん / 7頁

ノーベル平和賞を夢みる村民基金を四団体に交付

ノーベル平和賞を夢みる村民基金を四団体に交付

 平成十四年度ノーベル平和賞を夢みる村民基金の助成金交付式が、七月十六日に村長室で行われました。
 助成金交付にあたり、安田村長は、「今回十二件の申請があり選定委員で十分検討し、皆さんが選ばれました。その趣旨を生かして有効に使ってください。」と交付がなされました。
 今年度は、厳正な審査の結果次の四団体に交付決定されました。以下に申請者、交付額、内容について紹介します。
◎読谷盆栽視察団(名嘉眞朝徳代表)
 四九七、〇〇〇円
※東京都立美術館で開催される国風盆栽展を視察し、本村の盆栽文化の資質向上をめざす。また、大宮盆栽町の視察訪問をとおして地域活性化の指標とし、あわせて、本村の緑化に貢献したい。
◎渡慶次文化財保存委員会(玉城安徳代表)
 三〇〇、〇〇〇円
※渡慶次区に昔から伝わる伝統芸能、組踊「大川敵討(村原)」を後世に継承していくため、脚本の整理編集をし、舞台展開・台詞・写真等も細かく記載し、製本して発刊することにより、後継者の関心を高め、定期的に上演できるよう保存継承していくことに努めたい。
◎ひまわり会(比嘉義雄代表)
 五〇〇、〇〇〇円
※「ひまわりの花咲かそう読谷村」土作りの一環として緑肥作物をひまわりに変えて作付けする。キク農家と畜産農家との連携を目的とし、本村の農業のあり方をしめす。
◎インフォメーションセンター(寄田勝彦代表)
 一二六、〇〇〇円
※知的障害者でありながら、乗馬というスポーツを持続的に行っている人たちが、成果を披露する場として大会に出場することで、やりがいある活動へと結びつけていくことを目的とする。兵庫県三木市で開催される第一〇回全国障害者交流乗馬大会へ三人が出場する。

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