高齢者学級 大北・比謝川大学が閉講式
平成十四年度の大北・比謝川両大学の閉講式が八月十二日に開催され、受講生一二五人が参加しました。
七月五日に始まったこの講座は七回で、開講式では「丘の一本松」の良助役でおなじみの八木政男さんが「歌ばなしウチナーグチ畳語」と題して講演がなされました。
講座の内容については、健康講話(玉城修、読谷村診療所所長)、真美健康体操(石川則子、日本レクリェーション協会)、選択コース(ちぎり絵・宮良タズ子、料理講習会・山内久美、竹細工・佐久眞清)、映画鑑賞会(愛と死を見つめて)、社会見学(国頭めぐりの旅・仲村渠さゆり)、閉講式(大北劇団)とバラエティーに富んだ高齢者学級でした。
主催者あいさつで照屋林トシふれあい交流館長は、修了生を前に「蛍の光」を歌い、「二か月間、単位保留もなく全員が卒業しますが、来年も受講して生き生き元気良く、健康第一で毎年チャレンジしてください。」と述べました。
特に、閉講式では大北劇団による「丘の一本松」の上演があり、笑いあり涙ありで大きな拍手を受けていました。
会場には、八木政男氏も姿を見せ、開演に先立ち「丘の一本松」の背景やエピソードの話をし、物語は北谷をベースに読谷のアクセントを入れることで好評を博すようになったとが紹介されました。