子どもサンシン教室が閉講式
継続は力なり! 早引きもマスター
正座と礼の指導をはじめ、三線の歴史、弾き方の基本技術の習得をねらいに、「継続は力なり」をモットーに、ふれあい交流館中ホールで七月二十四日から八月十四日までの間、通算一〇回のサンシン教室(受講生三〇人)が実施されました。子供たちはこれまで週三回のペースで三線を学びいよいよ閉講式の日を迎えました。
閉講式で照屋林トシふれあい交流館長は、「短い期間で皆さんが一生懸命頑張っていることに感動しています。今日はすばらしい発表会になることを期待しています。父母の皆さんの協力も大切ですので、大成するよう子供たちの成長を見守ってください。」と述べました。
発表会では、まず受講者全員により「渡りざう」「キラキラ星」等六曲を斉唱、また、六人による「いちゅび小」の早弾きや一人びとりが憶えた琉歌の朗読をしました。また、受講生の伴奏で琉球舞踊を習っている三人が「鳩間節」を披露しました。参加した父母らは、上達した我が子の演奏に惜しみない拍手を送っていました。
サンシン講座の感想を求められた子供たちから、「今日までに安波節が弾けるようになって嬉しかった」「早弾きができるようになった」「三年目で色々学べて友だちもたくさんできた」との感想が寄せられました。