読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2002年11月発行 広報よみたん / 8頁

心豊かな潤いのある地域づくりをめざして 村婦人会三層研修会

心豊かな潤いのある地域づくりをめざして
村婦人会三層研修会

 九月十日、ふれあい交流館中ホールにおいて村婦人会三層研修会(若妻、中妻、高年)が開会されました。
 〈心豊かな潤いのある地域づくり〉を目指して私達婦人会に出来ることをテーマに糸数慶子県議会議員をお招きして読谷村の環境への熱い思いを講話していただきました。
 ドイツのフライブルグの人口二〇万の小さな町の環境にやさしい取組から生まれた三〇種類のゴミ分別からのたい肥づくり、一・二週間の参加型体験観光の受け入れから年間四・五〇〇万人の経済効果、ハワイに視る海岸線の保全と市民運動の一環の植樹、山形県長井市の生ゴミ回収一〇〇%で堆肥づくりの有効利用、森林伐採、ダイオキシン、地球温暖化など開発をすれば破壊につながる、開発がないと途上国が豊かにならない〈環境と開発〉は切っても切れない難しい問題を含め、私たちも「グローバルな目線で行動は地元から」の講話は切実に私達に何ができるかを考えさせられる内容でした。
 糸数県議は本村の出身で故郷に対する思いも人一倍感じられ、読谷の環境の素晴らしさ、伝統文化、平和学習など読谷村には全てが集約されていること、地産馳走の勧めと一つの実行を促して講話を閉めました。
 「目からうろこ」の地球規模の話に「早速生ゴミのリサイクルを始めます」と、やる気のある元気な謝辞が飛び出しました。
文・生涯学習課 津波古菊江

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