読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2002年11月発行 広報よみたん / 16頁

貴重な大正期の写真を寄贈

貴重な大正期の写真を寄贈

 国頭村辺土名の上原貞男さんから大正十二年一月の「嘉手納消防組出初式典」の貴重な写真の寄贈がありました。
 写真説明書きに「読谷山村・北谷村両村の消防組」とあり、両村合同の出初式と思われます。
 父親で、所有していた上原光雄さん(故人・明治三十八年生)は、大正十二年(当時十九歳)に比謝矼にあった大山材木店に勤めており、その折り入手したもので、上原さんは後に喜名の仲吉医院に引き取られ、そこで薬学を学び現在の辺土名で薬局を開業したとのことで、「お世話になった読谷村の役に立てて欲しい」と今回の寄贈を思い立ったとのことです。

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