貴重な大正期の写真を寄贈
国頭村辺土名の上原貞男さんから大正十二年一月の「嘉手納消防組出初式典」の貴重な写真の寄贈がありました。
写真説明書きに「読谷山村・北谷村両村の消防組」とあり、両村合同の出初式と思われます。
父親で、所有していた上原光雄さん(故人・明治三十八年生)は、大正十二年(当時十九歳)に比謝矼にあった大山材木店に勤めており、その折り入手したもので、上原さんは後に喜名の仲吉医院に引き取られ、そこで薬学を学び現在の辺土名で薬局を開業したとのことで、「お世話になった読谷村の役に立てて欲しい」と今回の寄贈を思い立ったとのことです。