読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2002年12月発行 広報よみたん / 11頁

保育の窓四 感性豊かな心と体を

保育の窓四
感性豊かな心と体を

 毎朝、園庭の大きなガジュマルの木陰では、元気な子供たちと職員の声が響き、体操や遊戯が展開されています。日々成長する子供たちの姿を確認する保育園として最も充実する時です。また、緑豊かな広い園庭では、手作りのアスレチック遊具で遊んだり、直ぐに助けを求める泣き虫さん、七面鳥、鶏や兔に話しかける未満児、オオゴマダラの幼虫を見つけ興奮する将来の虫博士等、保育園は子供たちの心を育てる小さな尊い社会です。
 自分で植えたジャガイモ、大根やグリーンピースが芽を出し、好奇心に満ちた子供たちの瞳が輝きます。「早く大きくなーれ」と、「鳩ポッポ、豆が欲しいかそらやるぞ」と歌のとおり。このようないろいろな失敗を繰り返し、やっと収穫した野菜を手に取り、喜ぶ子供たちの姿。野菜嫌いの子が「早く料理してとせがんで、たくさん食べました。」と喜んで報告するご父母に、実際に自然を体験することがいかに大切かを実感しました。
 「美しく、たくましい感性豊かな心と体をつくる」というのぐさ保育園の保育目標を掲げ、二十一世紀を担う子供たちにいろいろな体験をさせ、幸せな素晴らしい人材を育成できるようサポートしていきたいと願ってやみません。
のぐさ保育園 仲村恵子

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