読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2003年1月発行 広報よみたん / 2頁

新年明けまして おめでとうございます。   読谷村長 安田慶造

新年明けまして おめでとうございます。
 
  読谷村長 安田慶造

 輝やかしい「ひつじ年」を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 昨年中は村政運営に当たり、村民各位の深いご理解と格別なるご協力を賜り、心からお礼を申し上げます。今年も全職員力を合わせ、精一杯頑張ってまいりますので、変わらぬご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げます。
 さて、沖縄サミットを機に始まりましたEUとの交流は、平成十三年の中学生インターネット交流開始に続き、昨年は両中学校から各々一名をフランスへ派遣いたしました。大変感動的な交流ができた旨の嬉しい報告を受けました。「人をもって財となす」との言葉がありますように、人材育成は地域づくりの根幹をなすものであるとの認識で、これまでの海外ホームステイ派遣事業と併せ、この交流が今後も継続できますことを願ってやみません。
 基地関連では、昨年十月三日の日米合同委員会において、平成十七年五月末までに「楚辺通信所」「読谷補助飛行場」の返還されることが正式合意されました。従いまして残された期間は二年半と差し迫まり、返還と同時に事業導入をするためには、環境調査などをはじめ、予算措置にかかる国や県との調整作業等々、クリアすべき課題は多く、今年はそのタイムリミットと認識し時間的な余裕はないものと思っております。そのための具体的な跡地利用計画の策定を何よりも急がなくてはなりません。関係各位の尚一層の主体的な取り組みを心からお願い申し上げる次第であります。また、昨年より読谷飛行場東側に先進農業支援センター整備事業を進めておりますが、今年は集選花場建築工事等、来年は平張りハウス整備等を行う予定であります。最新の農業設備を整え、農業従事者の育成、高収益型農業の振興や販路開拓等を支援することを目的としておりますが、本事業を事例とする読谷飛行場全体の展開についても大きな期待を寄せているところであります。
 昨年からはじまりました世界遺産周辺整備事業は、座喜味城跡を中心とした集落内観光資源の整備をはじめ、ヤチムンの里や喜名番所跡周辺の整備、観光案内板設置等を行うことにより、県内外からの観光客の一層の誘客を図っていきたいと思います。
 道路網の整備につきましては、昨年より中央残波線の東側部分の工事も進められており、年内には飛行場滑走路までの供用開始ができるものと思っております。更に読谷道路の古堅~大木部分につきましても四月頃に暫定道路の一部開通が予定されており、また大湾交差点から嘉手納久得に至る牧原線の工事も具体的に始まってまいります。これら主要道路の整備により交通渋滞解消やアクセスの利便が高まるものと期待をしております。
 このように今年も様々な動きがあるものと思いますが、住み良い地域づくりの為には村民の皆様のお力添えが不可欠でありますので、村民各位の変わらぬご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。
 ところで、これまで各種団体役員等へ年賀状によるご挨拶を行っておりましたが、国・県関係におきましても廃止の方向にありますことに鑑み、今後は本広報の挨拶のみとさせていただきますので、何卒ご理解、ご了承の程宜しくお願い申し上げます。
 結びにあたり、二〇〇三年の門出が輝かしいものでありますよう、各方面での村民各位の更なるご活躍とご家族皆様方のご健康、ご多幸を心からご祈念を申し上げ、新年のご挨拶といたします。

謹賀新年 読谷村役場

村長      安田 慶造
助役      石嶺 傳實
助役      池原 栄順
総務企画部長  島袋  強
生活福祉部長  与那覇守丈
建設経済部長  當山  弘
総務課長    山内  薫
企画分権推進課長高山 朝慎
会計課長    伊佐  稔
税務課長    津波古幸夫
住民課長    町田 光枝
福祉課長    上地  力
健康共生課長  新城 正光
保険年金課長  玉城  隆
農業推進課長兼 長浜 功勇
農業委員会事務局長
商工水産課長  山内 順盛
土木建設課長  新城 正雄
都市計画課長  波平 栄善
読谷飛行場
転用推進課長  仲宗根盛和
水道課長    仲宗根盛良
診療所長    玉城  修
診療所事務長  仲宗根昌栄

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