第十五回平和創造展
比嘉秀平・屋良朝苗の足跡を偲ぶ
日本復帰三十周年記念事業特別企画展「波濤に生きた比嘉秀平と屋良朝苗の足跡を偲ぶ」が第十五回平和創造展として十一月二十六日から十二月六日までの間、役場村民ホールで開催されました。
オープニングセレモニーで池原栄順助役は、「読谷村の偉大な先人比嘉秀平氏と屋良朝苗氏のお二人を偲ぶ、復帰三十周年記念事業特別企画展です。両氏の生い立ちを年表や写真、直筆の日誌等を展示しており、沖縄を思う気持ちが偲ばれます。」と述べました。
また、前田善輝議長は、「両先生が教育者、政治家として戦後政治、混乱期の立て役者として奮闘されたことを県民の一人として賞賛し、村民として誇りに思います。」と称えました。
比嘉隆教育長は、「この復帰三十年の節目にあたり先人の歴史を学ぶ好機会となります。当時のドイツ連邦共和国のヴァイゼッカー大統領がヨーロッパにおける終戦四十周年を記念して行った演説の中で『過去に目を閉ざすものは、結局のところ現在に対しても盲目である』と言いましたようにこのお二人の足跡を偲ぶことで、我々が何をすべきか、道しるべを見る思いです。」と述べました。
なお、平和創造展終了後、会場を読谷村立美術館に移し、一月十九日まで開催しております。多くの村民に足を運んでもらいたいと思います。