座喜味城跡を舞台に
護佐丸(天の巻)を好演
世界遺産座喜味城跡をライトアップし、読谷村民芸術劇場 創作史劇「護佐丸(天の巻)」~二つ世界遺産をつくった男の叙事詩~(主催、読谷村・読谷村教育委員会、脚本 長浜眞勇、指導・演出照屋京子)が十一月二十四日の日没に合わせて開演されました。
この村民劇には、小中高生をはじめ村民一〇〇人余が出演しました。
劇では、山田城の森を駆けめぐる幼年期の金松(宮城運生)が登場、その後、元服の儀では天台僧永峰(山根安行)により「護佐丸」と命名される。許嫁の玉津(知花公子)との婚礼、北山討伐、そして護佐丸(金城諭一)が奄美諸島から連れて来た人夫を使い座喜味城を築城、やがて座喜味の小高い丘にその美しい城壁と城が完成するまでを描いています。
会場となった二の郭には、七〇〇人余の観衆が詰めかけ、素人らしからぬ名演技に、フィナーレで壇上に集まったオールキャストに惜しみない声援と拍手が送られました。