島唄で愛の輪を
福祉チャリティーコンサート
十二月八日、読谷村総合福祉センターホールにおいて、第一回玉城貞子母子福祉チャリティーコンサート「島唄で愛の輪を」(主催、玉城貞子と語りば兄弟友の会)が開催されました。
コンサートに先だち玉城貞子さんは、「このチャリティーコンサートは、私自身が同じ境遇の中で娘を育てる中、たくさんの友人や先輩方に支えられて来ました。弱い立場の母子家庭の皆さんのお役に立ててもらえばと、本日出演していただく仲間たちとご協力いただきました皆様のお力を借りて、今日の日を迎えることができました。」と感謝を述べました。
来賓祝辞で安田村長は、「玉城さんご自身がご苦労をなさった経験を持ち、同じ境遇にある方々の力になりたいとの崇高なお気持ちに対し心から敬意を表します。地域福祉は行政だけでサポートできるものではなく、福祉を育む地域のご理解と支えが極めて重要です。」と述べました。
プログラムは、おなじみの「読谷山紅いも音頭」「泡盛バンザイ」など盛りだくさん。昔少年隊、はごろもシスターズ、津波琴江さん、知花さゆりさんら共演者の他、特別ゲストの浜悦子さん、友情出演の読谷山歌の会の唄と踊りで会場はおおいに賑わいました。
母子会からは「丘を越えて」「夢の中へ」のメロディーに乗せて親子ダンスが披露され、六〇万円の収益金を受けた母子寡婦福祉連絡協議会の仲村律子会長からお礼のことばが述べられました。