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2003年2月発行 広報よみたん / 6頁

「食べる力」はどう育つかを発表

「食べる力」はどう育つかを発表

 第三十六回沖縄県保育士会研究大会が十二月十五日、嘉手納町文化センターにおいて開催されました。
 第四分科会に「食べる力」はどう育つか~保育所の食事と家庭との連携を通して~というテーマで園児たちが健康な体をつくるために、どう育つかを二年がかりで研究した公立保育所、栄養士の花城政子さんが発表しました。
 近年、飽食といわれ、日本全国いつでも、どこでも同じ食材が手に入り、外食産業花盛り、ファーストフード店が大好きな子供たちが増えています。生きるための大切な食事は本来楽しく食べるものですが、食べられない(食べる力)食べようとしない(意欲)噛めない子がみられる事の原因や問題点を考えました。食の原点は離乳食にあり、食育の重要性を確認しました。
 また、同大会文化活動賞「絵本の部」で主任保育士の山内敏子さんが最優秀賞に輝きました。日頃の飼育観察する虫たちと園児の感動する様子をシャッターチャンスを活かして虫の生命との関わりを物語にして三冊にまとめたものです。虫たちの一生の命の尊さを小さい子供たちにも手に取るように解りやすく、感動させるものであることが評価されたものです。
文・読谷村南保育所知花勝子

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