人権について
古堅中学校三年 新垣艶乃
三年生になり、人権の勉強をするようになってびっくりしたことがあります。
それは、現在でも部落差別、障害者差別、外国人差別などといった差別やいじめなどがあるということです。
私は、今まで障害者差別があるのは知っていましたが、もうなくなっていると思っていた部落差別が今でもあるというのには、一番びっくりしました。
ただ生まれた所がえたや非人が住んでいて、その血をひいているからといって、今でも差別をするのはおかしいと思いました。
それから、えたや非人などの身分があったのも変だと思います。
私たち人間には、一人一人には人権という「人にはおかすことのできない永久の権利」があるのに、どうして人の心を傷つけるようなことをするのでしょうか。
部落差別の他にも障害者差別などもあります。障害者差別の場合は、身体障害者などに「しんたいがいる。」とかいって避けたり、からかったり、いろんなことをする人がいます。
目の不自由な人は、盲導犬をつれていますが、その盲導犬を入れてはいけない所などがあり、困っていると思います。
私は、小学生の時一度だけ、障害者の友だちを他の友だちといっしょにからかってしまったことがあります。
その友だちは笑っていたけど、心の中ではすごく傷ついていただろうなと思い、今でもなぜあんなことをしたんだろうと、とても後悔しています。
私はその時から、もうそんなことは一生しないと決めました。
今では、障害をもっている人たちがとてもえらいと思います。なぜなら、どんな障害をかかえていても、仕事や勉強もがんばっているし、なかにはマラソンに出たり、車イスに乗ったままバスケットをやる人もいたり、いろんなことでがんばっているからです。
障害をもっていなくても、いろんなことができてもそれはあたりまえのことだと思います。
それに、どんなに頭がよくても障害をかかえている人を見て、おもしろがる人はすごく最低だと思います。
その他にも、エイズ・ハンセン病差別もあります。
エイズやハンセン病などは、普通に接していても、うつったりはしないのですが、ほとんどの人たちがエイズやハンセン病の人たちに近づこうとしません。それもどうしてだか分かりません。
私の周りには、エイズなどにかかってしまった人はいないのでよくわからないけど、もしいたとしたら、私は普通の人と同じように接してあげようと思います。
世界にはもっといろんな差別があるかもしれません。その差別が一日でも早くなくなってほしいと思います。
アメリカであった、黒人差別も少なくなっています。だから、一人一人の心がけ次第で他の差別もなくせると思います。