文化協会文化祭を開催
多彩に文化の花が咲く
第八回読谷村文化協会文化祭(岳原宜正会長)の展示、舞台部門の発表が一月二十五日、二十六日の両日にわたって文化センターロビー及び鳳ホールで展開されました。
文化センター中庭には、琉彩会が造形したパソコン機器や牛乳パックを積み上げてつくったピラミッドのオブジェが高くそびえ、児童文化部のパーランクー演奏の中オープニングセレモニーが開催されました。
岳原会長は、「可愛らしい子供たちの太鼓が響く中、すがすがしいオープニングとなりました。皆さんの支援を受けこの文化祭は毎年飛躍しています。中庭のオブジェに文化創造の息吹を感じます。二十三部会、千人の会員が一つになり読谷文化の質を高めていると自負しております。」と述べました。
安田村長は、「この文化祭は、村民に感動と安らぎを与えています。オープニングでは白龍の子供たちが参加してくれ、理論だけじゃなく実際に参加することが『生きる力』につながると思います。諸活動に触発され、人間に潤いと安らぎ、色々な示唆を与えてくれます。各部会に皆さんが心を一つにして頑張ってください。」と激励しました。
参加者らは、展示会場いっぱいに展示された書道、絵画、生花、盆栽などを見てまわり口々に賞賛の声をあげていました。
一月二十五日には、鳳ホールで「お楽しみバラエティーステージ」が展開され、大正琴サークルによる懐かしい名曲で幕が開き、島うた、真美体操、空手演武、きものファッションショー「普段着の装い」、ユンタンザ歌の会&日舞と各部会のメンバーが文字通りバラエティーに富んだ舞台を展開し、観客の皆さんから惜しみない拍手が送られました。
また、二日目の二十六日には「琉球古典芸能鑑賞会」が開催され、古典音楽斉唱、箏曲演奏、器楽演奏があり、舞踊では鷲の鳥、かせかけ、上り口説、ナークニー、しょんだう、高平良万歳、櫂の鳩間節、加那ヨー天川など多彩な演目で琉球芸能を堪能しました。