アガリジョウのガジュマル
「おきなわの名木」に認定
二月十四日、波平の東門のガジュマル五本が「おきなわの名木」に認定されました。沖縄県農林水産部によると、今回、県内国頭村から与那国町までの名木二三点が認定されたということです。
波平東門は、古くから集落の「遊び庭」として親しまれ、十五夜遊びや観月会が催されてきました。戦前、広場には琉球松やガジュマルの巨木が生い茂っていましたが、今は戦禍をまぬがれた五本のガジュマルを残すのみとなりました。その枝々は広場をおおい子供たちの遊び場としてまた字民の憩いの場となっています。
二月十九日、安田村長から波平の喜友名勝雄区長にその認定証が手渡されました。
安田村長は、「字の財産として、区民が身近に愛着を持ってこの五本のガジュマルを管理してもらいたい」と述べました。
喜友名区長は、「この東門とチンマーサーのガジュマルは戦前から区民が愛着をもって接してきた樹木です。今後とも立派に管理していきたいと思います。」と述べました。