南米研修生のルシアナさんが研修修了報告
読谷村が平成五年から事業実施している「読谷村海外移住者子弟研修生受入事業」の本年度の研修生の一人、比嘉ルシアナさん(アルゼンティン、二二歳)が半年間の研修を終え三月七日、安田村長に研修成果を報告しました。
修了証を授与した安田村長は、「色々体験して良かったですね。自分で報告の文章も作ったんですか。ルシアナさんは最初は日本語が話せなかったのに偉いですね。先だって一九九九年度研修生のフローレンシアさんが訪ねて来てくれました。彼女は慶応義塾大学の交換留学生として来日していて、来年はアメリカで博士号と取るんだと張り切っていました。ルシアナさんもアルゼンティンに帰国してもさらに勉強に励んでください。あなたはアルゼンティン国民ですが、ルーツは沖縄であるとの気持ちは持ち続けてください。」と激励しました。