読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2003年4月発行 広報よみたん / 11頁

保育の窓七 「あかるく、元気で素直な子」を目指して

保育の窓七
「あかるく、元気で素直な子」を目指して

 朝、子供の「先生、おはようございます」の元気なあいさつとともに始まる保育園。とてもさわやかで気持ちが良いものです。「さあー、一日のはじまり」安全に送迎できる広い駐車場、門をくぐると広い園庭の花や樹木、小動物が子供たちがくるのを今か今かと待っているようです。
 毎朝、子供たちは園庭の大きなガジュマルで木登りをしたり、ミニバイクを走らせたり、砂場で遊んだり、小動物に声をかけたりと様々な遊びが展開され、元気一杯、遊んでいる子供たちの表情はとても輝いています。
 地域の行事を取り入れ伝統文化の継承、表現力を身につけるリトミックあそび、カイコ、カバマダラ(ちょう)飼育、観察時には園外にでかけリフレッシュ!等々…。園には楽しい事がいっぱいです。
 日常保育では保育士を母親のように慕い、笑い、泣く、怒る、の感情をストレートにぶつけてくる素直でかわいい子供たち、そんな子供たちも、降園時になると、お母さんの迎えを待ちわびお母さんの顔を見たとたん、体ごとぶつかっての愛情表現、笑顔で帰って行く姿を見ると嬉しく思うと同時に保育園の役割を実感します。
 現在の子供たちをとりまく環境の変化と核家族化が進み、子育てが難しくなっています。そこで、くつろいだ雰囲気の中で情緒を安定させ、心身の調和的発達を図ることを方針のひとつとして「あかるい子」「元気な子」「すなおな子」に育つことを目標に毎日、保育に取り組み、多くの子供たちが幸せであることを願い子育てを支援していきたいと思います。
文・わかたけ保育園
     仲宗根 久美子

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