(5)ゆいまーる暮らしづくり
長寿県沖縄にも大きな変化が現れました。食生活や生活習慣の変化で、平均寿命の伸びが鈍化し、沖縄の健康長寿が危機に瀕しているとさえ言われています。引き続き健康づくり村民の集いを開催するとともに、読谷村食生活改善推進員の活動の充実を図り、食生活をとおした健康づくりの重要性を啓発してまいります。
村民福祉につきましては、読谷村保健福祉計画「がんじゅう・ゆいまーる・プラン」に基づき、社会福祉協議会など村内の福祉関係機関と連携し、福祉の充実を図ってまいります。
高齢者の保健・福祉の充実につきましては、読老連を中心とした活動への支援や、ゆいまーる共生事業を継続実施し、高齢者の生きがいづくりに努めるとともに、高齢者在宅支援の充実と、老人保健事業の健全運営を推進してまいります。また、介護保険につきましては、沖縄県介護保険広域連合における介護保険事業の健全運営を推進してまいります。
児童の健全育成につきましては、保育所における乳幼児保育や障害児保育さらに地域子育て支援や一時保育事業の充実を図るとともに、認可外保育園の運営などを支援してまいります。また、古堅南幼稚園園舎を利用しての放課後児童健全育成事業の充実を図ってまいります。
障害者福祉につきましては、障害者の社会参加を促進するため従来の措置制度から障害者自身が、どこで、どんな福祉サービスを利用するかを決めて契約をする「支援費制度」が始まります。制度の理解を深める取り組みとともに円滑な移行に努めてまいります。また、村内における小規模作業所などの運営を支援してまいります。
国民健康保険につきましては、医療費適正化対策、保健事業の推進、保険税収納の効率化などを積極的に展開するとともに、社会的入院を減らす在宅医療などの推進、診療報酬審査・点検の強化に努めます。