読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2003年5月発行 広報よみたん / 3頁

米英のイラク攻撃に反対しよう

米英のイラク攻撃に反対しよう

 「戦争の悲惨さを体験した沖縄県民として、絶対にイラク攻撃を許さない・武力行使はさせない。」と三月十四日、文化センター中庭に多くの村民が集まり「米英のイラク攻撃に反対しよう」と村民集会が開催されました。
 この種の集会は市町村単位では読谷村が初めてで、読谷村職員労働組合、村議会、村PTA連合会、村婦人会、村老人クラブ連合会、村青年団協議会など十三団体の呼び掛けで開催されました。
実行委員会共同代表で登壇した伊波栄徳県議会議員は、「一人びとりの力は弱いですが、村民が一丸となって反対する責務があります。戦後五八年が過ぎましたが、沖縄戦の傷はまだ癒えていません。今こそ立ち上がらなければなりません。」と強く訴えました。
 安田村長は、「イラクへ国連の査察団が入り大量破壊兵器の査察が行われる中、国際世論のルールを無視し、アメリカは力にものを言わせて攻撃を開始しようとしています。イラク攻撃が始まれば沖縄も安心しておれません。日本も財政的に厳しくなり、直接日常生活に影響を受けます。」と訴えました。
 その後、前田村議会議長、山内昌順読老連会長、国吉京子村婦人会長、仲宗根哲村青年団協議会会長、池原みどり働く女性代表がそれぞれの立場から強く反対の声を上げました。
 最後に、イラク戦争反対の決議文を採択し、山内徳信氏の音頭による「ガンバロウ」三唱で決意を新たにしました。

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