読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2003年5月発行 広報よみたん / 4頁

高規格救急自動車運用開始式

高規格救急自動車運用開始式

 ニライ消防読谷署に高規格救急自動車(三、七四六万円)が配備され、その運用開始式及び救急救命処置訓練が三月二十八日に読谷村役場駐車場で開催されました。
 この高規格救急自動車の運用を開始するにあたり、その内容を広く村民に周知し、救急業務に対する理解と認識を深めることにより、救急現場及び搬送途上における傷病者の救命率のより一層の向上を図ることを目的に開催されました。
 比謝川行政事務組合副管理者の安田村長は、「ニライ消防署にあっては、日頃から的確な救急救命業務を遂行してもらっております。この度、那覇防衛施設局のご配慮により高規格救急自動車を配備することができ感謝いたします。」と述べました。
 ニライ消防本部の新城真栄消防長は、「高規格救急自動車は一般の救急車と違い、ここに診療所があると例えられます。いわば走る診察台です。四月一日から救急救命士法が改正され、搬送時に電話で医師の指導を受けながら高度な医療処置を施すことができます。ですから、かなりの救命率を高めることが期待できます。運用にあたり村民が安心して暮らせるよう頑張っていきます。」とお礼の言葉を述べました。
 また、開始式終了後には、ジョギング途中に倒れた男性を救助することを想定した、迅速で確実な救急救命訓練が実施されました。

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