ソフトボールで村おこし
第六回ちゅーばーリーグ
ホンダエンジニアリングが大会初優勝
決勝戦は、日本代表豪腕投手 浜口辰也(ホンダエンジニアリング)、宮平永義(コザスポーツレジャーランド)両投手の投げ合いとなる。
ソフトボール競技の技術力向上と交流による青少年への指導普及と地域活性化を目的に「ソフトボールで村おこしを」を合い言葉にして、日本トップクラスの実業団、クラブチーム、大学チームが一堂に会し、第六回ちゅーばーリーグ(主催、ちゅーばーリーグ実行委員会 大城行治実行委員長)が、三月十五日、十六の両日にわたって読谷平和の森球場、読谷村多目的広場、読谷村運動広場にて開催されました。
本大会はちゅーばー(強豪という意味)の大会で、今年も全国各地から多くのチームが参加しました。高知国体の主力メンバーでかためたホンダエンジニアリングチームを筆頭に、日本男子二部リーグで活躍したサンセールSBC主体の岡山県選抜チーム、第三十七回大学男子選手権でベスト四の国士舘大学、全国クラブ大会五連覇中のコザスポーツレジャーランド、昨年念願の全国大会の土を踏んだ地元ファントムキングスや若手ながら伸び盛りのFTDなど、各地区大会で上位に入るまさに、ちゅーばーチーム十二チームの参加により行われました。
初日は、三チームの四ブロックに分かれた予選リーグ、二日目は、順位決定トーナメントにより熱戦が繰り広げられ、コザスポーツレジャーランド、岡山県選抜、ホンダエンジニアリング、国士舘大学の四チームが勝ち上がった。各予選一位グループ順位決定トーナメントにおいても投打にバランスのよいホンダエンジニアリングとコザスポーツレジャーランドがともに準決勝を勝ち上がり、強豪チーム同士の白熱した決勝戦となりました。
決勝は、竹下・浜口投手(ホンダ)と宮平・谷川投手(コザ)の投げ合いとなり、コザスポーツレジャーランドが幸先よく先取点を奪ったものの、追加点が奪えず、一方ホンダエンジニアリングは、植田選手のソロホームランと宮平投手のワイルドピッチにより得点。三回からは両投手持ち味を出し、互いに譲らず投手戦となったが、ホンダエンジニアリングが、延長八回タイブレーカーで、四番植田選手のセンター前ヒットにより三対二でサヨナラ勝ちをおさめ、二年振りの優勝を目指したコザスポーツレジャーランドを下し、大会初優勝を成し遂げました。
今年も全国トップレベルのソフトボールの試合を間近に観戦することができ、走攻守ともに素晴らしいプレーに小中高校生から一般、壮年、シニアチームまで、大いに刺激を受けました。今大会参加されたチームと村内の各チームの今シーズンの活躍を期待いたします。
また、大会も回を重ねて六回目となり、中学生、高校生、一般チーム、審判・記録員、商工会関係者など多くの方々の裏方に支えられて大会も無事に終了しました。
【大会結果】
優 勝 ホンダエンジニアリング(埼玉県)
準優勝 コザスポーツレジャーランド(沖縄県)
三 位 国士舘大学(東京都)
四 位 岡山県選抜(岡山県)
五 位 ファントムキングス(沖縄県 読谷村1)
六 位 国際武道大学(千葉県)
七 位 F・T・D(沖縄県 読谷村2)
八 位 九州産業大学(福岡県)
九 位 福岡大学(福岡県)
十 位 城西大学(埼玉県)
十一位 沖縄国際大学(沖縄県)
十二位 熊本学園大学(熊本県)
◆個人賞
最優秀選手賞 浜口辰也(ホ ンダエンジニアリング)
優秀選手賞 宮平永義(コザ スポーツレジャーランド)
打撃賞 植田祐造(ホンダエ ンジニアリング)
六打数五安打八割三分三厘
文・読谷村ソフトボール協会
事務局長 山内昌直