第六回ちゅーばーリーグ大会参加のホンダエンジニアリングが大木区で交流
昨年に引き続き、今年も日本ソフトボール男子一部リーグで活躍中のホンダエンジニアリング(埼玉県)、三沢監督以下二一名が強化合宿を兼ね、三月九日~十七日までの日程で、来村しました。
この合宿の期間中に大木区から、ちゅーばーリーグに参加しているチームと交流したい旨の申し出に、ホンダエンジニアリング・三沢監督の快い返事により交流会が、三月十二日に大木公民館で実現しました。
交流会では、呼びかけ人を代表して、大木OBソフトボールチーム会長の長浜宗則さんより歓迎の挨拶、また、大木区の三線同好会のメンバーによる、かぎやで風など三曲と民謡を披露し、婦人会が準備した夕食の沖縄料理を味わいながら、和気あいあいとした中で、歓迎会が夜遅くまで行われました。
昨年に続き二度目の沖縄合宿で、三沢監督も沖縄の音楽が好きになったと言い、谷茶前などを歌い大木区の関係者を驚かせ拍手喝采を浴び、また、黒田、倉田両選手も区民と合流してエイサーなどを体験していました。
その中でも、昭和六十二年の沖縄海邦国体の際に、読谷村で行われた少年男子ソフトボールに群馬県代表の高校生として参加していた川田義治選手がホンダエンジニアリングに所属しており、当時群馬県を受け入れた大木区での民泊家庭の長浜宗仁さんと十五年振りに再会し、会場は大いに沸き上がりました。長浜さんは、当時の写真を持って駆けつけ、「全然変わらないね」と懐かしく当時のことを思い出している様子でした。
また、大会当日も、二日間にわたり、大木区の皆さんが大太鼓を持参して、ホンダエンジニアリングを応援し、大会会場においても、ひときわ大太鼓の音と大声援が響きわたっておりました。
監督・選手・関係者の皆様方には、合宿の合間を縫って、快く交流会に参加していただき感謝いたします。今シーズンの活躍を期待し、また、来年のこの大会での再会を心待ちにしております。
ちゅーばーリーグをとおして、今回初めて、大会参加チームと地域との交流会が行われました。このようにソフトボールをとおして、交流機会の創出と地域の活性化等の展開であり、ちゅーばーリーグの新たな発展効果を感じた大木区の懇親会でした。
文・読谷村ソフトボール協会
事務局長 山内昌直