読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2003年5月発行 広報よみたん / 16頁

児童ミュージカル劇を好演 王子様の一番大切なもの

児童ミュージカル劇を好演
王子様の一番大切なもの

 三月二十二日、読谷村文化センター鳳ホールにおいて読谷村児童ミュージカル「王子様の一番大切なもの」(主催、読谷村教育委員会)が開催されました。
 鳳ホールでは、村内の小学生六十七人がすばらしい演技を披露し、会場を埋めた観客を沸かせました。
 三回目の公演となった児童ミュージカル劇は、今回は川村マミさんの脚本、長浜真勇氏の指導・演出で、昨年の七月ころから毎週土曜日に稽古日を設けて歌やダンスの指導を受けて頑張ってきました。
 物語は、王子(東江沙貴)にそろそろお姫様を迎えようと、王様(儀間倫)とお妃様(波平百子)は舞踏会を開くのですが、王子はいっこうに興味が無い様子。ある日、王子の狩に家来を尾行させ、森の娘オルガ(知念桐子)に会っていることが報告されました。怒った王様はオルガを殺すように命令、王子が助けるのですが、魔法の花で王子からオルガの記憶が消えてしまいました。修行の旅にでた王子は鬼火の女王(玉城愛美)に捕まり、二年間待ったオルガが愛と勇気で助け出します。王様もその勇気を称えて二人の結婚を認め、盛大な結婚披露宴が開催されハッピーエンドで終わる物語。
 公演終了後、出演者全員がステージへ。王子役を務めた東江沙貴さんは「私たちは歌やダンスで喜怒哀楽を一生懸命表現できるようにし、とてもいい経験をさせてもらいました。最後までご覧いただきありがとうございました。」とお礼を述べました。
 このミュージカルで使用した衣装は、児童ミュージカル劇団父母会の手作り、その舞台衣装の全てが読谷村教育委員会に寄贈されました。

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