慰霊の日を前に
読谷中学校一年生の総合学習
六月十八日、読谷中学校(米須良成校長)では一学年全員による総合学習の時間を利用した「平和学習(村内戦跡めぐり)」が実施されました。
戦跡めぐりでは、クラス毎に四コースに別れて、村役場・座喜味城跡・泊城公園・象のオリ・チビチリガマ・残波いこい広場のコースで実施されました。
生徒らの案内を務めたのは、よみたんガイド風の会(比嘉涼子代表)の他、知念盛仁さん、山内博寧さん、仲宗根求さん、神谷乗吉さん、古堅宗彦さんの八人。
クラス毎に村役場構内の「日本国憲法条文モニュメント」、平和の森球場の「不戦宣言碑」、泊城公園の「米軍上陸の地碑」、象のオリ等で米軍上陸から平和憲法の大切さ、基地被害を学びました。特にチビチリガマでは、沖縄戦当時家族や住民同士で集団死を遂げたことやそれに対してシムクガマでは約千人がハワイ移民経験者によって投降が呼び掛けられ助かったという生死を二分した話に、生徒らも真剣に聞きいっていました。