高齢者学級、大北・比謝川両大学が揃って開講式
七月二日、ふれあい交流館中ホールにおいて平成十五年度高齢者学級 第三十四回大北大学・比謝川大学開講式が開催されました。
開講式には、大北大学(知花亀次郎学級長、生徒数七八人)と比謝川大学(伊波正哲学級長、生徒数五六人)から一三〇人余が参加して盛大に開催されました。
開講式で長浜真勇文化センター課長は、「皆さんは大変生き生きとしていらして、まさに生涯学習の実践者です。人生を自ら彩り、晴れやかな開講式となりました。自らを磨き、地域で教えたり、教わったりと、八回のメニューを存分に楽しんで下さい。」と激励しました。
知花亀次郎学級長は、「皆さんはすごい競争率を勝ち抜いて入学して来ています。自信と誇りをもって、軽やかに楽しい高齢者学級を共々に頑張りましょう。」と決意を述べました。
開校式終了後、九州民謡指導者会長の仲本興真氏による演題「地域参加と生きがい」と題して記念講演がありました。
仲本氏は、「楽しく集まって勉強するのが生涯学習です。人生八〇年とすると生涯時間は約七〇万時間、仕事以外の自由な時間は二一万時間、その半分の一〇万時間は定年後の時間。余暇の過ごし方如何ですばらしい人生を過ごすことができます。人生の余暇の過ごし方は二〇歳頃までに形成されます。すなわち若い頃から地域活動に参加して人と楽しく過ごせる方法を身につけることです。」と地域活動の大切さ等を紐解きました。