年頭のご挨拶
読谷村議会議長 前田善輝
村民の皆様、明けましておめでとうございます。
二〇〇四年の新春を迎えるに当たり、読谷村議会を代表致しまして、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
皆様には、健康で希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
私は、「明日の読谷村が、豊かで活力に満ちた住みよい村」であることを目指し、その実現に向け、議会運営並びに村政の発展を期して、誠心誠意取り組んで参りました。昨年九月には、議長に就任して二か年目を迎えることができました。これも偏に村民各位のご支援の賜物であります。
さて、昨年を振り返りますと、戦争のない平和な国際社会を強く願い、二十一世紀を迎えたにもかかわらず、イラク戦争が勃発。その戦闘後まもなく終結したかにみえたものの、卑劣で無差別なテロ行為が頻発し、毎日のように痛ましい犠牲者を出しております。さらにここにきて、日本政府はイラク復興支援と称し自衛隊を派遣する方針を固めており、予断を許さない国際情勢の中にあります。読谷村議会といたしましても、十二月定例議会において恒久平和を堅持する立場から早急に紛争が終結し、平和な国際社会へ向うことを願うものであります。
さらに国内においては、二〇〇五年三月に期限切れとなる市町村合併特例法による「平成の大合併」問題が全国各地で吹き荒れた年でもありました。
我が読谷村におきましても、村の将来を定める最も重要な行政課題であります。限られた財源の中、どうすれば高度な行政サービスが維持できるのか、合併論議によって最も有効な村づくりの方策を探り、具体的に歩むべき道を自ら取捨選択する取り組みが注目されるところであります。
さて、去る八月二十二日には、戦後の混乱期において、初代行政主席として郷土沖縄県の発展に尽くされた偉大な政治家であり、教育者でありました故比嘉秀平氏が四人目の読谷村名誉村民として顕彰されました。同時に読谷村の振興・発展に寄与、貢献されたとして六六名の方々に村功労表彰がなされました。各氏の功績とそれぞれの足跡は、私たちに大きな目標と示唆を与えてくれました。
道路網の整備につきましては、国道五十八号大湾交差点と嘉手納町屋良を結ぶ「村道牧原線」が二〇〇六年の供用開始に向けて昨年の二月十七日に着工されました。これは、国道五十八号の慢性的な交通渋滞や嘉手納町屋良に移転するニライ消防本部からの緊急車両の道路確保並びに嘉手納高校への登下校など地域住民の生活の安定と地域発展が期待されます。
また、村道中央残波線は村の中心部を横断し、村役場などの公共施設、国道五十八号と県道六号線などの幹線道路を結ぶ道路として一部開通に向けて着々と整備が進められております。
その他、読谷飛行場の跡地利用として、農業従事者の育成、高収益型農業の振興、土壌改良、販路開拓等を支援する先進農業支援センターや集選花場建築工事が行われており、読谷飛行場跡地利用の重要な推進拠点に位置づけられております。
終わりに、日米合同委員会の返還合意により、一部返還された嘉手納弾薬庫一部地区を始め、読谷補助飛行場、楚辺通信所が平成十七年三月末日の返還を目前に控えております。村議会といたしましても、議会の果たすべき役割を自覚し、村民の皆様のご期待に添うよう決意を新たにしているところであります。
村民各位のなお一層のご支援とご協力をお願い申し上げ、皆様のご健康とご多幸を心より祈念申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。