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2004年3月発行 広報よみたん / 12頁

めざせ健康村ゆんたんざ十一 読谷村は『肥・満・村!?』 ~肥満は万病のもと!~

めざせ健康村ゆんたんざ十一
読谷村は『肥・満・村!?』
~肥満は万病のもと!~

 沖縄長寿の危機といわれる中、沖縄県はいまや肥満の状況が全国一位となっています。
 「それぐらい太ってたって、ぜーんぜん問題ないよ。」とよく聞かれる会話ですが、はたして問題ないと言えるでしょうか。
 肥満は、重症度を計る指標として、体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)の計算式で表すBMIという体格指数を用います。例えば、体重六〇㎏で身長一六〇㎝の場合BMIは六〇(㎏)÷一・六(m)÷一・六(m)=二三・四となります。日本肥満学会は、BMI二五以上からは肥満としています。
 読谷村は、表1より三人に一人が肥満者という状況です。また、表2より男性は三十代から肥満者の割合が三〇%を超え、五十代では四四・九%で一番多い割合となっています。女性は、六十代をピークに年代を追うごとに肥満者の割合が高くなっています。表3では、普通体重者と肥満者が、住民検診で高血糖状態の異常を示している割合を比較しています。男性の肥満者は、普通体重者に比べて約二倍近く高血糖状態になっている割合が高いです。女性の肥満者も、普通体重者に比べて四倍以上高血糖状態になっている割合が高いです。肥満ということで、高血糖状態になる割合が普通体重者より高くなっています。
 Bさんは、三十代から毎年住民検診を受け続けており、当初体重は六〇・五㎏でした。出産後、体重はどんどん増え続け、五年後には体重が六六㎏になりました。体重増加とともに血糖値があがり、高血糖異常となりました。当時Bさんは子供の育児に追われ、ストレスがたまり食べたいものを好きなだけ食べるといった生活が続いていました。それからさらに、体重は増え続け四〇代後半では、体重は八五㎏を超え肝臓の機能にも異常がでてしまいました。Bさんは、「体が重く、思うように動けないし、少し無理をすると息が切れて苦しいの。体重のせいかね。」と話し、自分を振り返っていました。
 肥満は、万病のもとです。好きなものを食べたいときにたらふく食べ続けていると、人生の後半を糖尿病などの深刻な病気と闘い続けなければならず、しかも厳しい食事制限を生涯続けるはめになりかねません。これまでの食生活や運動習慣を見直し肥満予防をすることで、万病予防になります。
 さて、今年の住民検診であなたの肥満指数(BMI)はどうでしたか?
 あなたの生き活き健康ライフを続けていくためにも、肥満が気になった方は早めに解消していきたいですね。
文、健康共生課
  保健師 与那覇梨絵子

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