めざせ健康村ゆんたんざ十三
肥満のきっかけは男女でちがいあり!
~取り戻せ二十歳の体重! 減らすタイミングをのがすな!~
村民の皆さんは自分の二十歳頃の体重を覚えていますか?「もう何十年も前の話でわすれたさー」という方もいると思いますが、実は二十歳の体重が私たちの人生の中でベスト体重と言われています(しかしそれ以前から肥満の方は一概にそうとも言えませんが…)。
平成十六年三月号の「広報よみたん」で「読谷村は肥・満・村!?」をタイトルに記事を載せたのですが、「肥満のきっかけ」はなんだったのか、保健師の普段の活動の中で村民の皆さんから学んだことをまとめてみました。
〈男性編〉
・Aさん(五十代)ー学校卒業後、仕事仲間や地域の青年会活動、もあいなどで酒の席が増えた。昼食はいつも買い弁当。
・Bさん(五十代)ー勤務がシフト制で食事は不規則。アルコールは多量。
・Cさん(五十代)ーつきあいの多い仕事で自分もお酒が好き(断れない性分)
〈女性編〉
・Dさん(五十代)ー学校卒業後、軍雇用員として勤める。食べ方が変わった(洋食化)。
・Eさん(四十代)ー出産のたびに体重が増え、子育てのストレスからしょっちゅう食べていた。
・Fさん(三十代)ー子供が生まれてから運動する時間がまったくとれなくなった。
などなど…
このように男性は社会人としてスタートしてから、女性は出産がきっかけとなり肥満街道を一歩ずつ前進しているということが明らかになりました。
増えるきっかけは男女で異なりますが、どちらとも年齢を重ねるごとに体重が減りにくくなっていませんか?それは年齢による基礎代謝量(最低限からだの細胞がいきるために必要なエネルギー量)の違いが大きく影響しています。実際に二十代の頃と五十代になってからの基礎代謝量は図1からもわかるように十五~十七歳をピークに基礎代謝量が減り始め、二十代と五十代の基礎代謝量の差は一〇〇~二〇〇kcalになります。「二十代の頃どんなに食べても太らなかったのに」というのは体の基礎代謝が高いので消費されていたためなのです。
よって体重を減らす(戻す)タイミングは「基礎代謝量が極端に落ちる前」の四十代までに!(三十代だとよりベスト!)特に女性は閉経をむかえる頃に基礎代謝量がグッと落ちてしまうので遅くても閉経前までには体重を戻せるようにがんばりましょう!
「よかった!まだ間に合う!」「えーっ、じゃあもう間に合わない!?」という声が聞こえてきそうですが、各年代でできる取り組みはあります。「手遅れ」はありませんのでぜひ「肥満解消」に取り組みたい方や団体さんはお気軽に健康共生課までお問い合わせください。
文:健康共生課
保健師 比屋根美千代