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2004年6月発行 広報よみたん / 12頁

環境・ゴミ減量の作文 最優秀賞作品(最終)

環境・ゴミ減量の作文
最優秀賞作品(最終)

 まなびフェスタの一環で実施された環境・ゴミ減量作文の最優秀作品を三回に分けて連載してきました。今回で連載を終了します。

環境について考え学ぶ
読谷中学校一年 金城里奈

 「なぜ、自然が破壊されるのだろう?」「なぜ、地球が汚れていくのだろう?」
 私たちは自ら苦しんでいるのではないでしょうか?
 遊び放題遊び、自分勝手にゴミを捨て、いつのまにか、自然や環境、地球にまで被害を与えてしまっているのではないかと思います。
 私がやっているバスケットの試合が最近ありました。その沖縄ポッカ杯の大会の閉会式で、沖縄ポッカ会社の社長さんが「沖縄に環境について考えてほしい」という話をしてくれました。話の内容を聞いて、そういえば最近、沖縄はいろいろな場所が汚れてきているな。ペットボトルやゴミの分別はしっかりやっていかないといけないなと思いました。
 それから大会会場でポッカの飲み物がたくさん配られていました。大会終了後、ポッカ会社の人たちが、たくさんのゴミ袋に、ペットボトルが一本も残らないように、一生懸命集めていました。その様子を見ている人たちや大会の応援に来た人たちはペットボトルやゴミをゴミ袋に捨てて帰ったと思います。
 そういう事が環境を守る事につながっていくのだと思います。このような活動をこれからもずっと続けていけば、確実に環境問題にはならない、きれいなウチナーになると思います。
 こういうふうに、たくさんの人々に、環境について考えることが伝えられて、みんなで環境を良くしていけたらいいなと思います。
 私は、この大会で、とてもいい体験をし、学べたと思います。
 でも。それだけではいけないことがあります。それは、沖縄の海がだんだん汚れてきているのです。海に住むサンゴや魚などが住めなくなって減ってきているのも現実です。キャンプやビーチパーティーなどやって、ゴミはそのまま捨てられ、家庭から出される洗剤水や料理後の油が流され、海に住む生き物たちが、ゴミや洗剤水や油などを、食べ物や飲み物と間違えて食べ、死んでしまう。そういった海の生き物は少なくないのです。
 最近ニュースで異常水位の話を聞くと、地球温暖化でいつかは砂浜が消えてなくなってしまうんじゃないかという報道を知って私はとても心配になりました。
 そのほかにも、地球温暖化の影響で、サンゴの白化現象がおこって海の生き物が減ってきているのではないでしょうか?サンゴがいなくなると、魚の住む場所がなくなり、そのせいでだんだん海がさびしくなっていきます。このままだと海がとても危険な状態になります。そうならないように、森林伐採をしないで、CO2を減らし、緑を増やす努力をすればいいと思います。緑が増えると、植物がたくさん生え、木が増えます。木が増えると木の実ができて、森に住む動物たちにとって最高の場所になります。そうすれば、きっと森は豊かになり、生き物や動物たちも安心して住めるようになります。これで地球温暖化を少しでもくい止めることになるのではないでしょうか。
 私の家にある松の木が、真っ赤になっている時がありました。私は、紅葉しているのだと思いました。でも、それは紅葉じゃなくて、松くい虫に食べられたんだということが分かりました。それはなぜかというと、外国から伐採された木に虫がくっついて、いっしょに日本にきたそうです。木を伐採しなければ、沖縄の松は上等だったはずなのに。残念です。
 私のおじいちゃんが「人間が豊になれば自然は壊れる」と言います。昔の沖縄と今の沖縄を比べれば分かるといいます。でも私たちは昔の沖縄を知りません。おじいちゃんやおばあちゃんの話を聞くなかで、昔の沖縄のことが分かるような気がします。自ら石けんを作り、ハブラシやハミガキも自然な塩やどろで作られた髪洗剤、野菜、果物などすべての生活において自給自足だったそうです。ぶたや牛や、やぎなどを生まれたころにもらってきて、自分たちで育てて、大きくしていって、仲間をふやしながら、頭を使い、工夫をしながら食べたそうです。
 お金で物を買うのではなく、お互いに物を交換した時代があったそうです。私は、昔のことを知って、おじいちゃんたちは、何でも自分たちで作って、ムダのないように、かしこく生活してきたので、とてもすごいと思いました。
 人間に、自然の恩恵を受け、春夏秋冬の中で、自然に逆らわず生きてきたとおじいちゃんが言っていました。
 それが自然や環境に対しての、優しい生き方だと思いました。今、私たちがこういう生活をしようとしてもすぐにはできません。
 でも、少しずつみんなで心がければ、きっと、すばらしい環境になると私は思います。
 だから、これからは自然のマナーを守り、物を大切にしていかなければならないと思います。それが私たちの課題なのです。

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