残波しおさいの森で植樹祭
約一〇〇〇人が汗流す
十一月二十一日、残波岬公園内の六ヘクタールの対象面積を本来そこにあるべき郷土の森にすべく「残波しおさいの森」植樹祭(主催・沖縄電力株式会社、共催・読谷村、後援・沖縄県・沖縄県緑化推進委員会)」が開催されました。
この「しおさいの森」は、残波岬公園内の米軍射撃場跡地を地球温暖化防止策の一環として、沖縄電力株式会社が七年計画で総額一億円を出資して実現するもの。
植樹祭では、アトラクションとして渡慶次獅子舞クラブや座喜味子ども会の棒術が披露され大きな拍手を受けていました。
主催者を代表して嘉手納副社長は、「森は地球温暖化防止等の環境保全に大きな役割を果たしております。皆さんが愛情を注いで植えた木々は環境対策に大きく貢献することでしょう。」と述べました。
安田村長は、「村としてもこれまでずいぶんと植栽してきましたが、この度沖縄電力のお力添えをいただきさらに緑豊かな環境になります。どうか本日植えた木が育っているか個々人が再度訪れ、同時に自然を散策していただけたらと思います。十年もすると立派な森になっていることでしょう。」と述べました。
今回の植栽箇所(約四〇〇〇㎡)では親子づれの皆さんがクワやスコップで、アダン・クサトベラ・シャリンバイ・ガジュマル・ホルトノキなど在来種一五種のポット苗をおよそ八、〇〇〇本植樹し、さわやかな汗を流しました。