読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2005年3月発行 広報よみたん / 3頁

学力向上フロンティア事業 最終年度で報告会

学力向上フロンティア事業
最終年度で報告会

 平成十四・十五・十六年度に渡って取り組まれた文部科学省・読谷村教育委員会指定「学力向上フロンティア事業」の最終報告会が一月二十日に読谷中学校体育館で開催されました。
 小・中学生の基礎学力を定着させるため学習指導の工夫などをテーマに、渡慶次小学校と読谷中学校が三年間連携し、研究実践をしてきました。両校の国語と算数・数学の教員が連携して教材研究をしたり、随時研究発表会等を開催。少人数指導や小学校の一部教科に担任制を取り入れるなどの取り組みがなされました。
 全体集会に先だっておこなわれた公開授業では、小中連携授業として一年三組の道徳の時間で取り組まれ、他に少人数授業は二年生の国語・数学の授業で実施され、訪れた教育関係者の関心を引いていました。
 全体集会では渡慶次・読谷両小中学校の教諭らがこの三年間の取り組みについて詳しく報告し、参加した教育関係者三〇〇人余が熱心にその報告に耳を傾けました。
 なお、同フロンティア事業の分析結果は、『研究実践報告書(読谷中学校)』【研究主題】「基礎学力」を定着させるための学習指導の工夫と改善(A四判一九二頁)、『研究実践報告書(渡慶次小学校)』【研究主題】自ら学び 自ら考える子の育成(A四判一五五頁)に詳しくまとめられました。

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