読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2005年4月発行 広報よみたん / 5頁

支え合う社会めざして あやとり広場⑩ ~村長とのふれあい懇談会~

支え合う社会めざして
あやとり広場⑩
~村長とのふれあい懇談会~

 今回は、二月二十一日、役場の三階大会議室で行われた女性会議委員と村長とのふれあい懇談会についてご紹介します。
 懇談会の中で、読谷村での男女共同参画社会の推進状況や、管理職における女性の登用状況について、村の三役及び女性議員の擁立など、女性が政策立案の場へ積極的に参加するための環境づくりについて質問や意見が出され、活発な意見交換がなされました。
 また、子育て支援に関すること、行政区未加入世帯の問題、ごみ問題、健康づくり、平和教育などについて広い範囲で様々な意見が出されました。
 安田村長は、きびしい村の財政状況を説明した上で、「村民の健康に関することと、ごみの削減に向けての取り組みは、行政と村民が共に解決していくべき大きな課題と考えています。」と述べました。また、「このような形で、ひざを交え話し合いができることは、大変有意義なことです。」と述べ、「読谷村における審議会、各種委員会の女性の登用は、村としては、女性と男性の割合を考慮した委員の構成を考えています。」とし、「女性が主体的に活動できる環境づくりについて女性自身が意識啓発に努めてもらいたい。また、女性議員の擁立も村全体の女性のネットワークで支えるなど具体的に取り組めば実現可能なことであるので、ぜひ頑張ってください。」とエールを送っていました。
 今回、村長とのふれあい懇談会に先だって女性会議の委員で、読谷村内施設めぐり学習会を実施しました。少ない参加者でしたが、体験滞在施設、先進農業支援センター整備事業等、八つの主な施設を視察し、関係課の担当職員から詳しい説明を受けました。読谷村の歴史を踏まえた観光産業の発展に向けての取り組みが進められていることや、環境に配慮した浄化施設、農業施設の整備による雇用の創出、文化の継承、発展に留意した事業など、改めてその一つひとつの事業の目的や内容の深さを実感しました。
文、企画財政課 平良充子

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