平成17年ハブ咬症注意報
本県には、猛毒を有するハブが生息し、年間100人前後の咬症患者が発生しております。
1年のうちでも、気温が暖かくなる5月から6月は、ハブの行動が活発になり、加えてこの時期は、農作業や行楽等で田畑や山野への出入りが多く、ハブ咬症被害も多く発生しております。
このようなことに鑑み、広く県民、観光客等に対し、ハブ咬症についての注意を喚起するとともに、ハブ咬症防止の普及啓発を推進することによってハブによる被害を未然に防止します。
ハブ咬症被害は、私たちの注意によって未然に防止することができます。
田畑や山野、草地等への出入りや夜間に歩行する際には十分に注意するよう心がけましょう。
もし、ハブに咬まれた場合は、落ち着いて次のように対処しましょう。
①激しい動きをしないで、身近な人に助けを求める。
②応急処置として傷口から吸引器等で毒を繰返し吸い出す。
③早急に医療機関で治療を受ける。
沖縄県では、平成17年5月1日から6月30日までの間、ハブ咬症注意報を発令し、広く県民や観光客の皆さんがハブ咬症被害を未然に防止するよう呼びかけます。
平成17年5月1日 沖縄県福祉保健部