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2005年6月発行 広報よみたん / 6頁

税のはなし七 住民税とは(2)

税のはなし七
住民税とは(2)
●住民税申告書と確定申告
 税の申告には基本的なものとして、住民税申告書と所得税の確定申告書があります。
 個人の住民税は、市町村が税額を計算し、これを納税者に通知して納税していただくしくみになっていますが、市町村が適正な課税を行うために、自分の所得の状況を最もよく知っている納税者が申告書を市町村長に提出していただくことになっています。これに対して、所得税は自ら税法に従って所得と税額を正しく計算し、納税するという申告納税制度を採用しています。こういった制度が適正に機能するためには、納税者の自発的な納税意欲と、納税者が継続的かつ正しい記帳を行い、その記帳に基づいて所得を計算するということが基本的な前提となっています。
●所得税との比較ー個人住民税は「より広く、より薄く」ー
個人住民税は、住民にとって身近な仕事の費用をそれぞれの負担能力に応じて分担し合うという性格の税金であるところから、所得税よりも納める人の範囲は広く、税率は低く定められています。また、所得税は基本的には、法人や個人が税金を計算して納めるしくみとなっていますが、個人住民税は、市町村が税金を計算して法人や個人に通知し税金を徴収するしくみとなっています。なお、サラリーマンの場合、所得税は毎月の給料ばかりでなく、ボーナスからも源泉徴収されるのに対し、個人住民税を納める人の大半は、実際の一年間の税額合計では所得税より住民税の方が少なくなっています。
*六月は村・県民税の納付期限になっています。
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