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2005年6月発行 広報よみたん / 7頁

めざせ健康ゆんたんざ二六

めざせ健康ゆんたんざ二六
寝不足は大敵  ~生活リズムの乱れの原因に~
 たっぷり眠っているはずなのに目覚めがスッキリしなかったり、日中眠くなったりすることはありませんか?それは、あなたの睡眠の質がよくない証拠です。今回は、その睡眠について考えて見たいと思います。
 睡眠と健康には、とても深い関係があります。
 人生の三分の一は眠りの時間です。当たり前のことですが、私たちは眠らなければ死んでしまいます。では、「どうして睡眠が必要なのでしょうか?」睡眠は、脳が休息するための大切な時間です。身体の疲れは横になって休むだけでもある程度回復できますが、脳は起きている間中働きっぱなしで、眠ることでしか休息できないのです。睡眠は、脳の活性化のためにも大切です。
 「私の眠りは大丈夫かしら・・・?」「ぐっすり眠れているのか?」と考えてしまいますね。
 仕事や家庭の悩みなどが原因でストレスによる一時的な不眠は誰でも経験するものです。一般に「健康のためには八時間睡眠がよい。」と言われていますが、人それぞれ睡眠の時間はかなりの個人差があり年齢・日中の活動度・体調などによっても大きく変わってきます。また、眠る時間帯については、二十二時以降から明け方五時にかけて明るい光にさらされると体内時計の遅れが生じ、成長ホルモンや免疫をつくるホルモンなどのバランスが崩れる原因になります。朝、目覚めた時に十分に眠れたという満足感が得られなければ、睡眠時間に関わらず寝不足だと言えます。
 寝不足が続くと注意力・集中力が低下していきます。そのために作業能力が落ちたり、事故の危険性が高くなります。また、体内時計のリズムに乱れが生じると、体がだるくなったり、頭痛、食欲不振などさまざまな症状が起こります。その他に寝不足による生活リズムの乱れが、生活習慣病を招くことにもなります。
 寝不足にならないためのポイント
(1)昼間に太陽の光を浴びて体内時計を整えること
(2)昼寝をし過ぎないこと
(3)早寝・早起きをすること
(4)規則的に毎日決まった時間に寝起きすること
(5)寝床につく四~五時間前までに軽い運動をすること
 睡眠のとり方によって生活リズム、睡眠リズムは整い生活習慣病の予防ができます。睡眠は、運動や食事と同様大切なものです。健康な生活を送るためにはもっと睡眠の大切さを意識し心がけてもらいたいと思います。
健康増進課 
   保健師 高宮城智美

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