読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2005年11月発行 広報よみたん / 12頁

保育の窓37 プロの演奏家と園児達の 親善音楽交流

保育の窓37
プロの演奏家と園児達の
親善音楽交流

 ドイツのプロの演奏家、ハンブルク=大阪が、読谷村に夢と希望と音楽の素晴らしさを運んでくれました。
 鳳ホールでのコンサートに、当園の園児や古堅中学校のリコーダーのメンバー、そして、読谷村在住の男性コーラスグループハーモナイズのメンバーが、プロの演奏家と共演し、楽しいファミリーコンサートを行う事ができました。今回の、ドイツと読谷村との音楽交流は、当園の園児達にとって、素晴らしい生きた音楽教育であり、名器で奏でる調べに乗せて、本物のクラシック、肩の凝らない楽しい音楽を園児達に体験させる良い機会に恵まれました。
 その他にも、クラリネットのジークリットさんが中心となり、ドイツの文化やメルヘンの世界を思い浮かべるような、ヘンデルとグレーテルのお菓子の家づくりを体験し、皆で楽しい交流ができました。日頃から、絵本や紙芝居の中で物語を知っている園児達は、とても興味を示し、キラキラと瞳を輝かせ、想像を膨らませ喜んでいる姿に、子ども達に夢のある体験をさせる事の大切さを改めて痛感しました。材料は、ジークリットさんがドイツから大事に持ってきた物で、職員一同、感謝したものです。ジークリットさんは、ドイツの物語が沖縄の子ども達にこんなに親しまれている事に感動をおぼえたようです。
 音楽活動の合間を縫って、子ども達と給食を楽しむ事もでき、楽しい想い出ができました。
 21世紀を担う読谷村の子ども達が、夢のようなヨーロッパのプロの演奏家との共演により、生涯忘れ得ぬ想い出として子ども達の心の中に残る事でしょう。今後も豊富な体験をさせ、情操豊かな子どもに育てたいと思います。
     文・のぐさ保育園
         仲村恵子

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