読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2005年12月発行 広報よみたん / 9頁

村行政改革 2億6千万円を達成

本村では、平成16年度を初年度とする行政改革実施計画に基づき、事務事業の見直しや経費の節減合理化など8つの基本施策について、村民のご理解とご協力を得ながら全課、全職員をあげて取り組んで参りました。その結果について、次の通り村民の皆さんへお知らせいたします。なお、本村の行財政改革は緒についたばかりであり、やらなければいけないことは山積しております。今後とも村民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

基本施策実施項目効 果 額概     要
歳入歳出
1 事務事業の見直し103,32054,86267補助金交付団体に理解をいただいて、補助金23,177千円の縮減を行うとともに、作業手法の見直しを行うことで委託料8,189千円の節減を行なうなど、384事業数のうち236件の事務事業の見直しを行いました。
2 時代に即応した組織・機構の見直し10――様々な行政課題や問題等に迅速かつ的確に対処するため、8つのプロジェクトチームを課を越えて設置するとともに、2課を統合し、2係を新設するなど、組織の合理化とともに施策の展開を見据えた組織・機構を配置しました。
3 定員管理及び給与の適正化10―84,780平成15年度退職者13人に対し、平成16年度は正職員4人と臨時職員7人を配置することで、人件費69,188千円の削減を行うとともに、退職時特別昇給を廃止し、6,000千円の削減を行いました。
4 経費の節減・合理化等財政の健全化2241,39477,190村税や国保税の納税指導員の設置や強化を行うとともに、全庁的な納税意識の啓発を行うことで、納付額に33,509千円の増額効果がありました。また、全期前納報奨金の算定率を10/1000から5/1000に改正をさせていただき、10,396千円の効果額がありました。
5 行政の情報化推進等による行政サービスの向上7――自動交付機による住民票等の発行に、税証明等を加えて11種類となり、さらに閉庁時にも発行を可能にすることによって行政サービスの拡充を行いました。また、グループウェアや文書管理システムを導入し、職員間での情報の共有化を行うとともに、行政サービスのスピード化を目指しています。
6 公共施設の効率的管理運用1――村内で活動するスポーツクラブ(サークル)に学校施設を開放するとともに、平和の森球場外縁を中心に設置されたウォーキングロードは、早朝や夕方には多くの村民で賑わい健康づくりやストレス解消、交流の場として活用されています。
7 行政の透明性の推進5――事業を進める際に、権利者や地域住民の参画をいただき、様々な意見を反映した計画づくりを行っています。また、行政懇談会を行い、国の三位一体の改革の影響を受けて今後の村財政運営が厳しくなることから、行政改革の取り組みについて理解を求めたところ、村民からゴミ問題や健康問題など様々な意見や提起があり、施策の位置づけを再認識する機会となりました。
8 公共工事のコスト縮減4――平成16年度は、問題や課題の整理、資料収集に取り組むとともに、国の公共工事の履行保証制度が見直されたことから建設工事請負約款を定め、工事完成保証人制度の見直しを行いました。
合  計6944,714216,832

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