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2006年2月発行 広報よみたん / 2頁

平和の尊さ訴える 読谷村遺族会

平和の尊さ訴える
読谷村遺族会
「不戦の誓い」石碑建立
 役場1階村民ホールにおいて、第18回平和創造展が12月5~16日の日程で開催されました。
 今回の平和創造展は、沖縄戦を飢餓戦線の視点から、住民生活の根幹である「食」をとりあげ、多くの資料やパネルなどを展示し、平和の尊さを訴えていました。
 開催式の後、参加者らは展示を見て回り、当時の食糧難の体験談を話していました。
 同月15日には、沖縄戦終結60年を節目に、読谷村遺族会(喜友名行雄会長)が、二度と戦争を起こしてはならないという誓いを新たに、平和の森球場駐車場横にある不戦宣言石碑建立地に、同会の石碑を建立しました。
 同地には、終戦50周年事業で村・村議会、村婦人会、村老人連合会など5つの石碑が建立されていました。
 新たな石碑には、「戦争による遺族を二度と出してはならない その想いを心に深く刻み ここに永久の不戦を誓う」と刻まれています。
 除幕式で、喜友名会長は、「戦争を知る者が少なくなっていく今だからこそ、体験した遺族として、戦争の惨めさ、愚かさ、平和の尊さを訴えたい。」と話しました。

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