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2006年8月発行 広報よみたん / 2頁

防災週間 8月30(水)~9月5日(火) ふだんの備え あなたは大丈夫?

 梅雨の長雨により、中城村では大規模な地滑りが発生したほか、那覇市でもマンションに倒壊のおそれが生じるなど、県内各地で土砂災害が発生し、自然の驚異を思い知らされました。
 梅雨は明けましたが、本格的な台風シーズンを迎え、台風による土砂災害や風害などに注意しなければならない季節となりました。大切な命や財産を守るために、ふだんの備えを再点検してみましょう。

 平成17年沖縄県消防災害年報によると、沖縄県の主な災害は、台風による自然災害が多くを占めています。死者1人、負傷者38人、住家全壊2棟、半壊1棟、床上床下浸水58棟の被害が発生しました。
 毎年のようにやってくる台風を回避することはできませんが、ふだんの備えで災害を最小限にくい止めることはできます。「災害は起こりうるもの」として、関心を持ち、備えることが大切です。
 台風による災害には、主に風害と水害があります。これらの特徴と、ふだんの備えを紹介します。

風害(風の特徴)

 台風は、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込みます。そのため、下図のように、進行方向に向かって右側では、風が強く、逆に左側では、右の半円に比べると風速がいくぶん小さくなります。したがって、台風が沖縄本島の西側を通るときは、特に注意が必要となります。

風害の多くは、台風が接近中に屋根に上っていて飛ばされて転落したり、飛んできた物に当たるなど、強風時に屋外へ出なければ被害に遭わないですんだ事故が多く占めています。
 早めに台風対策を済ませ、できるだけ外出を控えましょう。

水害(雨や海の特徴)

 台風がもたらす雨は大量かつ短期間のうちに広い範囲に降るため、浸水や崖崩れなどの土砂災害も起こります。県外では、雨による土砂災害の犠牲者が自然災害による死者数の中で大きな割合を占めるようになってきました。
 土砂災害には次のようなものがあります。

急傾斜地崩壊(崖崩れ)
 急斜面で突然崩れ落ちる現象。突発的におこるため、逃げ遅れる人も多く死者の割合も高くなります。
 危険信号は、「崖に亀裂が入る」「崖からの水が濁る」「小石がばらばらと落ちてくる」

地滑り
 緩やかな斜面において、地下の粘土層等が、地下水の影響でゆっくりと動き出す現象。
 危険信号は、「井戸の水が濁る」「斜面から水が噴出する」「地面にひび割れができる」
降水量が1時間に20mm以上や、降り始めからの雨量が100mmを超えると、水害が起こりやすくなります。台風時は降水量に注意しましょう。また、異常を見かけた場合は、役場、警察、消防に連絡します。
 これらの災害の他に、海岸では「吸い上げ効果」などによる高潮による災害もありますので、海岸付近には近づかないようにしましょう。

ふだんの備え
非常時に持ち出す品を準備しましょう。

飲料水・食料・懐中電灯・貴重品・救急セット・非常時持ち出し袋・缶切り・ナイフ・ライター・マッチ・ヘルメット・防災ずきん

避難経路を決める 
 避難場所・経路を家族全員で決めておく。もし家族が一緒にいないときでも、避難場所で落ち合うことができます。
 読谷村災害時避難所は左図のとおりです。

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