6月28日、農産物物流・販売促進研修会が村文化センターにて行われ、名護勝山シークヮサーのブランド確立に取り組む玉城健一氏(前勝山区長)が講演を行いました。
勝山区は人口150人程の小さな集落。住民の殆どが農家で、シークヮサーを生産しています。しかし、以前は値段が安いシークヮサーだけでは生活をすることは困難でした。平成15年、区長を中心に生産法人を設立。地域住民一体となった商品づくりが功を奏し、生産量が増加、地域の活性化につながっています。
玉城氏は「農作物のブランド化で最も大切なのは、地域資源の付加価値づくり。価値のある本物の商品なら、消費者は多少値が高くても購入します。そのためには、生産者、加工・販売者両者の妥協を許さない商品づくりが求められます。農産物は地域の誇りです。読谷村の活性化のために頑張って下さい。」と激励しました。