輝やかしい「いのしし年」を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
昨年中は村政運営にあたり、村民各位の深いご理解と格別なるご協力を賜り、心からお礼を.申し上げます。今年も全職員力を合わせ、精一杯頑張ってまいりますので、変わらぬご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げます。
昨年は戦後60年余、村民が待ち望んだ読谷飛行場の返還が実現し、「等価交換等」により村有
地となりました。本村にとりまして正に歴史的な年となりました。
返還に向けご尽力頂き、この日を心待ちにしておられた先輩方には故人となられた方も沢山おられ、喜びを共有できなかったことは誠に残念でなりません。今後はその跡地利用をしっかりと成し遂げることが私達の責務だと思っております。
旧黙認耕作問題につきましては、これまで議会、村民の皆様方にご説明してまいりましたとおり、”所有者”の立場で毅然たる対応にて事業を推進してまいりますので皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
政府は経済状況は回復傾向にあるとしていますが国民には実感がなく、依然として厳しい状況に変わりはありません。読谷村としてもこの難局を乗り切るため様々な行財政改革を進めているところであります。これまで23名の正職員削減をはじめ、「読谷村集中改革プラン」の2年目となる昨年は、約1億8千万円(2年間合計で約4億4千万円)の削減をすることが出来ました。その詳細は12月号広報紙に掲載してございますので是非ご一読下さり、皆様方の更なるご理解、ご協力を心からお願い申し上げる次第であります。
さて、「健康問題」とゴミ問題」につきましてはここ数年、本村の最重要課題として取り組んできたところでございますが、本村では生活習慣病とその予備軍が急増、特に40代・50代を中心に村民の健康が危機的な状況にあることから、6月に「生活習慣病対策班」を立ち上げ、医師・保健師・管理栄養士などの専門家と連携し健康相談や健康支援活動を行っているところであります。また村民の健康増進を目的とした「健康増進センター」は今年着工の予定であります。健康問題はご本人の自覚と努力が何よりも大切であります。村民の皆様方におかれましては”他人ごと”とせず日頃から健康について考える習慣をつけていただきたいと考えております。
”ゴミ減量化”は昨年度は村民1人当たり約25㎏、パッカー車の451台分の効果を上げることが出来ました。ちなみに1人当たりゴミ年間量は32㎏となっております。
また、環境問題に対する村民の意識高揚を目的に、一昨年の読谷まつりから”ゴミゼロ作戦”に取り組んでまいりました。昨年は対前年比で価㎏の減量化をすすめることができました。これを是非、家庭や職場で実践していただき美ら村づくりに皆様方の一層のご協力をお願い申し上げます。
平成13年より整備しておりました「村道牧原線」が4月に開通し、嘉手納ロータリー付近の混雑解消及び沖縄市方面へのアクセス時間が短縮されていると
思います。国道バイパス「読谷道路」は県道12号線から村道中央残波線までは既に工事が進められており、近々に完成予定であります。
以上本村の動きをいくつか申し上げてまいりましたが、素晴らしい地域づくりの為には村民皆様のお力添えがなによりも必要であります。どうか村民各位の変わらぬご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。
結びにあたり、2007年の門出が輝かしいものでありますよう、各方面での村民各位の更なるご活躍とご家族のご健康、ご多幸を心からご祈念を申し上げます。
読谷村役場
村長 安田 慶造
助役 石嶺 傳實
助役 池原 栄順
総務企画部長 仲宗根 昌栄
建設経済部長 長浜 功勇
生活福祉部長 波平 栄善
総務課長 儀間 敏光
企画財政課長 與那覇 準
税務課長 津波古 幸夫
農業推進課長兼農業委員会事務局長 比嘉隆雄
商工観光課長 玉城 國二
土木建設課長 知花 毅
都市計画課長 長浜 真俊
読谷飛行場転用進課長 仲宗根 盛和
住民保険課長 長浜 真佐夫
福祉課長 高山 朝慎
健康増進課長 知花 俊治
診療所事務長 上地 力
会計課長 玉城 隆
水道課長 新城 正光