読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2007年5月発行 広報よみたん / 6頁

平成19年度施政方針 (7)地域からの仕事づくり

(7)地域からの仕事づくり
 漁業につきましては、陸上での養殖付帯施設の整備を図り、海藻類の養殖事業推進と魚介類の放流事業をとおして、水産物の生産・加工技術の向上を図り、漁業協同組合の活動を支援するとともに、漁場環境の保全に努め地域漁業の活性化を図ります。
 農業につきましては、農地の集積、担い手の育成、認定農業者の支援を図り、環境負荷の少ない減農薬農業を推進します。また、中部農業改良普及センター及び農業関係団体と連携を密にした指導体制の強化、供給体制の整備を図るとともに食の安全・安心及び地産地消の推進を目指し、学校給食・村内食料品店への農作物の供給に向けた調査・研究を進めてまいります。
 さとうきびにつきましては、最低生産者価格が廃止され、市場の需給事情を反映した取引価格が形成される制度へ移行してまいります。生産者、県、関係団体と連携を図り、取り組みを進めてまいります。
 紅イモにつきましては、平成18年度に「読谷紅イモブランド認証制度」を確立し、他産地との差別化を図っております。拠点産地として責任を持つとともに県外出荷に対応する生産・防除・保存・輸送体制の強化を充実させ、「紅イモの里読谷」としてのさらなる取り組みを進めてまいります。
小ギク及び園芸作物等につきましては、施設の整備等により、安定生産、出荷体制の強化を図ってまいります。
 
農業生産基盤の整備としては、読谷補助飛行場跡地において、平成20年度の事業新規採択に向け、計画概要書等の策定に取り組んでまいります。また、農道整備につきましても引き続き実施してまいります。
 
商工業の充実につきましては、商工会振興事業、中小企業育成事業を継続実施し、優良企業の誘致に向けて取り組んでまいります。
 観光の振興につきましては、観光振興地域への観光関連施設の立地を促進するとともに、喜名番所やビジターセンター等整備した施設の活用及び読谷村観光協会と連携を図りながら読谷型観光の振興に努めてまいります。

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