読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2007年5月発行 広報よみたん / 7頁

平成19年度施政方針 (9)自治の郷を築くむらづくり

(9)自治の郷を築くむらづくり
 平成20年4月1日には、読谷村が村制を施行し、100周年を迎えます。その記念事業への取り組みについて検討をしてまいります。
 
本村のむらづくりは、村民の自主的、主体的そして創造的な活動に支えられています。今後とも、村民のみなさんのご理解とご協力をいただきながら、受益と負担の公平性の確保に努めるとともに、行政の責任分野・経費負担のあり方など行政効果を精査し、その適正化に努めてまいります。
 
平成18年度に引き続き、第4次総合計画基本構想と前期基本計画の策定に取り組んでまいります。基本構想は村民主体によるむらづくりの目標であり、公募等により計画段階から村民のみなさまへ参加していただいております。村民が身近に感じることのできる分かりやすい計画づくりに努めてまいります。
 住民自治の拠点である行政区・自治会に対して、相互扶助の向上をめざし、各種支援を行うとともに、長年の課題である「行政区問題」については、役場職員、各字区長、自治会長、村民のみなさまと地域コミュニティーのあり方について意見交換するなど、問題を解決するための調査、研究を行ってまいります。
 円滑な行財政の運営については、当面の重要政策である村道中央残波線整備事業と読谷中学校新増改築事業を推進するために、村有財産を一部処分し、その財源確保に取り組んでまいります。
 
職員の育成につきましては、「主体性をもって自治創造に取り組む職員」を育成するため、各種研修への派遣や自主研修において職員の自己啓発と意識改革を図り、政策形成能力の向上と時代に即応し、村民ニーズに応えうる人材育成に努めてまいります。
 広域行政の展開につきましては、ゴミ処理や消防・救急業務、し尿処理や介護保険業務に加え、新たに従来の老人保健業務である75歳以上の老人医療に関する事務が沖縄県後期高齢者医療広域連合として行われてまいります。平成19年度も広域行政の充実を図るとともに、比謝川行政事務組合、中部広域市町村圏事務組合の構成市町村との連携強化に努めてまいります。
 
男女共同参画社会の推進につきましては、「読谷村行動計画」に基づき、女性会議を中心に各種女性団体との連携を強化し、事業を展開してまいります。

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